アメリカで運転免許の取得
こんにちは。
今回は運転免許の取得の話です。
試験内容などは州によって異なると思いますので、その点ご留意ください。
なるべく早く取りましょう
日本で運転免許を所持されていた方は、国外運転免許証の取得を検討されているかもしれません。
ただ、万が一警察に止められたときに、こちらの警察官がどこまで国外運転免許証について理解しているのか正直不明なので、なるべく早く現地の運転免許を取得された方が良いと思います。
難易度は?
日本ですでに運転免許を取得しておられる方であれば、少し練習すれば路上試験はそれほど難しくないと思います。
また仮免取得のために交通規則の試験を受ける必要がありますが、日本の試験ほど難しくないので、対策をすれば容易にパスできます。
プロセスは?
細かい手続きは覚えていませんが、ざっくり以下の通りです。日本と似ているようで違いますね。
0 マニュアルを読んで交通規則を勉強する
1 Permit(仮免みたいなもの)取得のための試験を受ける
2 免許を持っている人に同乗してもらい、路上で練習
3 路上試験
4 免許取得!
0 マニュアルを読んで勉強
交通規則等について、マニュアルを読んで勉強しましょう。マニュアルはオンライン上で読めるようになっています。日本の試験のようにガッツリ勉強する必要は無いですが、一通り読むようにしましょう。
アリゾナのマニュアル↓
https://apps.azdot.gov/files/mvd/mvd-forms-lib/99-0117.pdf
1 Permit取得のための試験
勉強が終わったら、試験を受けてPermitを取得しましょう。この試験ですが、近所のDMV(Department of Motor Vehicle)に出向いて、パソコン上で受験します。選択式で、20問程度だったと思います。
試験対策としては、公式サイトに模擬試験がありますのでそれを100%になるまでやり込めば十分です。実際、模擬試験と全く同じ問題が出ました。
2 路上で練習
Permitが取れたら、免許を持っている人に同乗してもらい、運転の練習をしましょう。
試験に使用する車は自分で用意する必要があり、保険でカバーされている必要があります。可能であれば、練習で使った車で試験に臨まれると良いでしょう。
レンタカーでも受験できますが、自身が保険でカバーされていることが分かるような書類を、レンタカー屋で貰っておきましょう。
3 路上試験
準備が出来たら、オンラインで試験の予約をして、路上試験に臨みます。
試験内容は、まず路上に出る前に3 point parking testという駐車のテストがあり、これをパスすると試験監督を後部座席に乗せての路上試験が始まります。
土日にDMVに行けば、誰もいませんので3 point parkingの練習が出来ますよ。私は不安だったので練習しました。
試験は、DMVの周囲をぐるっと回る程度で、すぐ終わりました。一般道とゆっくり走らなければならない住宅地を含むルートでした。ルートは試験監督から指示があります。私は念の為、復唱するようにしていました。
ポイントは、
・制限速度 早すぎても遅すぎてもダメ。表示されている制限速度で走る
・死角の目視 車線変更時に必ず肩越しに後方を確認する
4 免許取得!
合否は、試験終了時に試験監督から教えてもらえます。実際の免許証は、後日郵送されてきます。
私のケース
私は実は免許取得前に運良く仕事が決まり、勤務開始日に間に合うよう慌てて免許を取りました。
使う予定の車が試験直前に故障して、レンタカーで受験するなどバタバタでした。。。
私は日本ではペーパードライバーで1年半経った今も運転は苦手ですが、そんな私でも免許を取れましたので皆様もきっと大丈夫です!
というわけで免許取得についての記事でした。
次回は車関係の続きで、アメリカ・アリゾナの運転事情について書こうと思います。
では、失礼します。