アメリカ/アリゾナで車の運転 ペーパードライバーだった方へ
こんにちは。
今日はアメリカ、特にアリゾナでの車の運転について書こうと思います。
日本でも普段から車を運転されていた方にとっては、大した話ではないと思います。
私のように日本ではペーパードライバーで、アメリカでは否が応でも運転しないといけない!という方の不安を少しでも和らげることができればと思います。
日本との違いは?
交通ルールは、基本的には日本のものと大きな違いはありません。ただし標識はもちろん、アメリカ独自のルールやシステムがありますので、その辺を簡単にご紹介しようと思います。
右側通行
みなさん既にご存知でしょうが、右側通行です。車の座席は左側(日本と逆)、ウインカー、ワイパーも日本の車とは逆についています。
初めの内は、レーンのどちらかに寄ってしまったりウインカーを出そうしてワイパーを動かすことはありますが、二、三日で慣れます。大丈夫です!
制限速度
日本に比べると速いです。一般道で、45MPH(時速72キロ)、フリーウェイで65MPH(時速65キロ)が一般的です。
時速72キロって日本だと高速道路の制限速度よりちょっと遅いくらいですよね。
初めのうちはこのスピードを出すのが怖いですが、ここはちょっと頑張ってこのスピードを出すことに慣れないといけません。制限速度は”その速度で走れ”ということなので、ゆっくり走るわけにもいかないのです。
道路
制限速度は速いものの、道路は日本に比べて広いし、フェニックス近郊では道路が碁盤目状になっていることから、運転はしやすいと思います。
またダウンタウン以外は日本に比べて歩行者や自転車が少ないのも運転しやすい理由の一つです。
Turn On Red
これも日本には無いルールで、赤信号であっても右折はしてよいというルールです。
もちろん、
・左側から車が来ていないこと(もしくは十分な距離がある)
・対向車線からの左折車が来ていないこと
を確認し安全が確保する必要があります。
車は想像以上に速いスピードで接近してくるので、私はできるだけ車が完全に無くなるのを待ってから右折するようにしています。
このルール、便利ですが後ろの車から早くいけよとプレッシャーをかけられている気がして、焦るのであまり好きではありません。。。
ペーパードライバーが 気を付けることは?
私がペーパードライバーから、いきなり車社会アメリカに放り込まれて1年半。何とか無事故無違反でここまで来ることができました。
その中で私が1番大事だと思ったのは、ズバリこれです。
車間距離!
これを十分にとっていれば、不測の事態に対処する時間的余裕が生まれます。
・前の車が急にスピードを落とした時に、後ろの車との距離を確認する余裕時間が生まれる。その上でこちらは落ち着いてブレーキをかけることができる。
・道路に物が落ちていて、前の車が避けたりしていれば左右を確認したうえで車線変更ができる。
・隣のレーンの車が急に車線変更してくる
アメリカのフリーウェイでは、急に渋滞したり物が落ちていたりすることがよくあるのです。
どれくらい空ければいいの?
目安としては、
35MPH以下→2秒
35-45MPH→3秒
45MPH以上→4秒
前の車と距離を空けておくとよいそうです。
どうやって測るのかというと、前の車が電柱などを通過したときにカウントを始めて、自分が同じ電柱を何秒後に通過するかという形で測定できます。
フリーウェイでは電柱は無いので、私は橋や標識の影を使ってカウントしています。
他の車を見ていると、車間距離を十分に取っていない車がめちゃめちゃ多いです。
自分の後ろにもピッタリくっついてくる車もあります。(Tailgatingといいます。)
「それ前の車(自分)が急にブレーキ踏んだらどうすんの?」といつも思います。
周りは車間距離を詰めていても、自分は詰める必要はありません。
自分が安全だと思う十分な車間距離を保つようにしましょう!
というわけで、元ペーパードライバー目線でアメリカでの車の運転について書かせていただきました。また運転については継続して記事を書こうと思います。
次回は、記憶が薄れつつありますが移民ビザの取得の話を書こうと思います。
今回はこの辺で失礼します。